ポジションフィッティング

藤下のクリート・サドル・ハンドルの3ファクター・フィッティングの特徴

フィッティング●ライダーにバイクをフィットさせます。フィッティングのビフォア・アフターでまったく別のバイクになり、脚の筋肉の一部への疲れの集中、膝関節の痛み、肩のこり、腰のこり、肩甲骨周りの筋肉のこり、手のひらの痛み、お尻の痛み、それらを解消して快適に長く走れるようになります。

●何年もかかって探すクリートの最適な位置や、ぺダリングやパワーに関係するサドルの高さや前後位置。パワーや呼吸や上半身のストレスや腰の固定力や腕が引けるなどに関係する、ハンドルバーやブラケットの位置を、長年のトップライダーや一般ライダーにアドバイスしてきたノウハウを基に、シリアスなライダーからコンフォート系ライダーまで、mm単位で調整します。

●それなら、某社が提唱しているフィッティングの、体格の測り方、サドルやハンドルの位置のデータや、ロジックをセミナーを受ければ、誰でも出来るようになるフィッティングと同じでは?と思う方もいるでしょう。

●しかし、そのフィッティングのきめ細かさや、固定のローラー台で、負荷をコントロールしたぺダリングの実際の動きの中で、ライダーの特性を見抜いて対応(位置を調整)する、実践的なmm単位の調整の内容はまったく違います。

●実際に一緒に快適なフィールドを走って、ライダーの自然でダイナミックな動きの中で、ライダーの体格や動きの特性を見て、さらにmm単位で各部分をアジャストします。

●クリート位置を例にしましょう。足の裏が水平になった状態の位置で、母指球とペダルシャフトの中心が一致させるように、位置を固定しています。しかし、それでは実際にぺダリング中に踏み込む足の裏の角度と、水平とのずれが生じて、母指球とペダルシャフトの中心の位置は、肝心の踏み込んでいるときには一致しません。

●クリートの位置は、ライダーとバイクの最大のインターフェイスです。クリートの前後位置・内外・角度の3要素が重要です。某社のフィッティングは、「母指球とペダルシャフトの中心を一致させる」を基本としています。

●しかし、実際には、脚の筋肉の発達や耐乳酸性、膝から下の筋肉をどれくらい使うかなどで、母指球とペダルシャフトの中心の位置関係を浅くしたり、深く調整する必要があります。「母指球とペダルシャフトの中心を一致させる」を基本であって、絶対的な位置関係ではありません。

●だから、踏み込む足の角度を見抜いて、理想的な位置関係になるよう調整する必要があります。クリートの位置決めは3要素を考え合わせて調整するので、某社のクリート位置のフィッティングの手順のような単純なものではありません。

3ファクターで最適なクリート位置のセッティング

●母指球とペダルシャフトの中心の位置関係を前後へ動かして、踏み込むときの足の安定感、踏みやすさや回しやすさを決めるクリートの前後位置を調整。

●股関節幅に合わせて左右の足の開き(Qファクター)を設定、クランクの構造とクリートの内外の調整できます。狭いとクランクを回しやすい設定になり。広いとトルク重視の設定になります。

●ぺダリング中の自然な動作、ひねられる脚の動きを見抜いて、その足の向きに合わせてクリートの角度を調整する。

パワーを出せるサドルの位置のセッティング

●サドルの上の面を水平に調整して仮止めする。

●下死点近くで膝関節を真っすぐにして、脚全体が真っすぐになり、バイクシューズの中の足の裏が水平の状態になるサドルの高さ、クランクを回しやすい高さへ調整する。

●毎分80回転の少し重いギヤ比(負荷)でぺダリングして、パワーを発揮できる腰の位置を確認、その腰の位置にフィットしてサポートするようにサドルの前後位置を調整する。

●健脚ライダーでは負荷を変えてぺダリングしてもらい、高回転で高トルクのぺダリングの最適な腰の位置を見抜く。

●女性ライダーの場合は性器や座骨、男性ライダーの場合は、尿道や座骨の当たる部分のストレスを確認して、サドルの取り付け角度を調整する

●全ての要素を整えてから、クランクを下死点近くにして、脚が真っすぐになるサドルの高さに再調整する。

ハンドルバーの位置のセッティング

●ドロップバーの上のドロップ部分と下の握りやすい角度を確認

●ブレーキレバーのブラケットの上の面が握った手の平に部分的なストレスにならない位置へセッティング

●上半身の曲がりと腕の伸びに合わせてステムの長さを調整する。

●ステムを交換したり高さを調整した後で、ドロップバーの握りやすい角度への再調整